送電線の建設工事について順を追って紹介します。
工事工程、作業工法、作業手順、安全方策等について検討します。
車両での運搬が出来るように鋼板・砂利・簡易舗装等により仮設道路を造成します。
砂利による造成
簡易舗装
鋼板敷設
仮設道路の造成が困難な山岳地等ではヘリコプターを使用します。
コンクリートにより基礎体を造ります。
荷重を支持出来る地盤まで杭を打ち込み基礎とします。
車両の乗り入れが出来るとき使用します。
クレーンが使用出来ないときの工法です。
ドラムに巻かれた電線を鉄塔間に張ります。
延線された電線を規定の張力で碍子連に取付けます。
社内検査の後、受注先の竣工検査を受け完成です。
保守業務には定期点検と修繕作業があります。
鉄塔等の支持物、碍子、電線、付属品について定期的に点検を行います。
電線点検
碍子点検
支持物の接地抵抗値を測定し規定値との確認を行います。
送電線周辺での他事業者による作業計画の把握と近接作業発見時の注意喚起等を行い公共の安全確保と営巣材等による停電事故防止を図っています。
経年による発錆のため取替しました。
経年による発錆のため取替しました。
農耕機接触による損傷部材を取替しました。
ジャンパー線の跳ね上がりによる地絡事故防止のため改良型に取替しました。